近年、RPAを導入したり、導入を考える会社が増える一方で、RPAツールに対しての知識が少ない社員を育てる、ということも
今回は、そんなRPA知識のうち、WinActorの基礎知識を有している人に向けたアソシエイト技術者検定に挑戦し、見事合格した、株式会社アイフリークモバイルCCSR事業部、乾慎吾さんにお話を伺いました!
−乾さん、本日はよろしくお願いいたします!
乾さん(以下敬称略):よろしくお願いします!
資格取得の経緯
−なぜWinActorの資格試験を受けようと思ったのでしょうか?
乾:RPAに興味を持ち、最初に目についた資格がWinActorのアソシエイト試験でした。
−資格試験というと難しそうなイメージがありますが、どんなところから勉強を始めたのでしょうか?
乾:まず用語を自分で調べて理解することから始めました。その後は公式の教育プログラムなどを活用して勉強していました。
画像引用元:WinActor|NTTデータ公式サイト
−苦労したのはどういったことでしょうか?
乾:一番苦労したことは情報の少なさですね。普通試験の勉強とかって過去問などを見て勉強したりすると思うんですが、どこのサイトを見に行っても載っていることは公式の入門編の問題しかなく、試験を受けるまで勉強した知識量で足りるのかとひやひやしていました(笑)
試験の内容が覚えきれずに不安になる、というのは筆者も覚えがありますが、情報量の少なさにひやひやするというのは、まだまだRPAの認知や資格試験の広がりも大きくはないということでしょうか。
入社して、どのくらい経ちましたか?
−ご入社から、割とすぐに資格試験に挑まれていた印象があったので、ひやひやしていたとは驚きです!
乾:現在、入社から1ヶ月経ちましたが、試験を受けたのは入社して1週間ちょいでした。
−1週間ちょい! 前職もRPAなどに関わりのある職種だったのですか?
乾:鉄屋さんをしていました(笑)
−なんと(笑) では、RPAや資格試験に対する最初のイメージはいかがでしたか?
乾:正直難しそうだなと思っていたのですがいざやってみると簡単で、覚えていくうちに楽しくなってきました!
楽しく知識をつけられるのはいいですね!
難しそうなイメージのある資格試験ですが、WinActorのどこに魅力を感じておられるのでしょうか。
WinActorの特徴
−WinActorの特徴をひとつ上げるとしたらどこでしょうか?
乾:RPAと言えばWinActor以外にもUiPathなど様々なアプリケーションがあると思うんですが、そのようなアプリケーションと比べてまず言えることは「簡単」という事ですね。
誰でも扱えるという事を謳っているRPAですがそれでもやはりプログラムの基礎知識程度の物はやはり必要になってきます。
その点WinActorは全くの知識が無くても「WinActorの使い方」さえ覚えてしまえば誰でも簡単に扱えてしまいます。
−「誰でも」というのは興味深いですね。
乾:精度や細かい設定などはやはり他のツールとは劣ってしまう部分があるのですが、特別RPAのクリエイターを用意しなくても簡単なシナリオであれば短時間で誰でも作れてしまいます。
その取っつきやすさが現在国内においてNo1のシェアを誇っている理由の一つなのでしょうね。
−今後、自動化してみたい作業があれば教えてください!
とりあえずは自分が毎日行っている勤務表などの作業を全部自動化できるように頑張ってます!
勤務表は繰り返しの作業も多いですし、業務自動化の恩恵も受けやすそうです!
作業を楽にするために、工夫や日々の気付きが一層大切になりそうですね!
RPAへの期待
−RPAに期待することはなんですか?
乾:現在RPAを活用している事業者のほとんどがクラス1(定型業務の自動化)と呼ばれる部分でしか使われていないのですが、RPAの研究が近年では物凄いスピードで進んでおりクラス2、クラス3と非定常作業や高度な自立判断までをRPA化できれば本当に人が働かなくてよくなる社会が出来上がるかもしれませんね。
−資格試験に挑戦したいと思っている方にアドバイスをお願いします!
乾:資料が少なく勉強が難しい試験ですが、公式のEラーニングの内容を完璧にしてあとは細かい実際の動作内容、各ノードのプロパティ、公式が推奨しているWinActorの環境などなどを勉強すれば必ず受かる試験なので頑張ってください!
−RPAにはまだまだ可能性がたくさんですね! 最後になりますが、最近はまっていることがあれば教えてください!
乾:WAggというアイドルのライブを見に行くことです!(ラブちゃんかわいい!)
(脳内に直接…!?!)
休日の息抜きがあってこその資格試験合格もあるのかもしれませんね!
今後の乾さんの活動にも注目しております!
本日はありがとうございました!
乾:ありがとうございました!