RPAとスマート自治体について

こんにちは。
暖かくなったり寒くなったり、まだまだ気温の変化が激しいですね。
春が近付いている今、私が思っている事は「え、花粉ヤバ!」です。

今回は、RPAとスマート自治体とは一体何なのかを調べてみました。

◆RPAとは

「そもそもRPAって何なの?」という感じになったそこのあなた!
私もそうです!大丈夫ですよ!!

RPA(Robotic Process Automation)とは、簡単に言ってしまうと、事務などの定型業務を、ソフトウェアに組み込まれたロボットが人間の代わりにやってくれるということです。RPAはプログラミングの知識が必要なく、手順のテンプレートや手順をフローチャートで表してくれるので、比較的簡単にロボットを作成することが出来ます。今まで人間が時間を掛けていた業務を、ロボットが一瞬で終わらせてくれるのは、凄く効率的で便利ですよね!

◆スマート自治体とは

自分なりに沢山調べましたが、まあ情報が少ないこと…驚きを隠せません…(笑)

この1~2年で全庁導入を前提としたRPAの実証実験を行う自治体が急増しています。高齢者急増の事態に備え、より少ない職員で効率的に事務を処理する体制構築を実現した自治体を「スマート自治体」と呼び、注目を集めています。

「え、何………?」

これだけではイメージが湧かないので、事例と共に見ていきましょう!

◆東京都の事例

東京都の事例
→RPAの導入によって、29業務中25業務で処理時間が縮減し、年間ベースで計438時間の縮減効果があり、縮減率の平均は66.8%という東京都の事例でした。

◆熊本県宇城市の事例

熊本県宇城市の事例
→RPAの導入によって、年間約1700時間の業務削減効果を見込める、削減できた時間を他の業務時間に充てることで住民サービスの向上を図ることができました。
また、入力ミスなどを防ぐこともでき、業務改善につながるなどの成果があった宇城市の事例でした。

◆茨城県つくば市の事例

茨城県つくば市の事例
→RPAの導入によって、市民税課では、3ヶ月で約116時間の業務時間削減、年間換算で約330時間の削減で、削減率は79.2%、市民窓口課では、3ヶ月で21時間の業務時間削減、1年間では71時間の削減で、削減率83.3%、というつくば市の事例でした。

◆東京都多摩市の事例

東京都多摩市の事例
→RPAの導入によって、作業時間の約50%にあたる、年間約261時間の削減効果が試算されました。技術検証においても、AI-OCRの項目認識精度の確認や基幹システムへの自動入力など、概ね期待通りの結果が得られた多摩市の事例でした。

◆まとめ

何となくRPAとスマート自治体についてご理解いただけましたでしょうか?
筆者と致しましては、何となくでも理解して頂けていたらそれでパーフェクトだと思います!(笑)
RPAの導入による大幅な作業時間の縮減や、業務効率を図る企業や自治体は世の中に沢山あるんだなと、勉強になりました。
皆さんのお住いの自治体ではどんなものがあるのでしょう?
是非この記事が調べる機会になればと思います!

[執筆:NO NAME
[最終更新日:2020年3月6日]