RPAを導入している企業の割合とその理由について

RPAを導入している事業は、金融はじめ商社、サービス、流通、小売、インフラ、製造、不動産、自治体など今や広範囲に及んでいます。

導入の目的について

各事業者がRPAを導入するにはある程度の目的があって導入をしています。
メインの目的としては、下記の3点になるのではないでしょうか。

・事務業務を自動化・効率化する。
・システム間をつなぐ。
・業務改革する。

上記のような目的でRPAを導入した場合、下記のような効果が見込まれると考えられています。
RPAの導入効果としては、業務スピードが150~200 倍向上し、全体の工数の40~75%の効率化が見込まれています。

実は今、オブジェクティブグループ内でもRPAの導入は進んでいるのですが、RPA導入をすることによって具体的にどのような社内業務の効率化が見込めるのでしょうか。
その具体的な効果が以下になります!

・開発工数削減

RPAは基本的にプログラム開発ではなく、業務ユーザーのPC操作を記録した結果の業務フローを手直しするものになります。この結果、同様の機能をプログラム開発する場合に比べて、開発の生産性はかなり改善するのではないかと考えられています。
具体的にどう改善するのかとなると、稼働後の運用保守に置いて、その保守性はプログラム開発したものよりは高くなるかと思われています。

・テスト自動化による費用低減

一般にテスト自動化ツールとして販売されている専用のソフトと同じことがRPAツールで可能です。

・手入力をなくしミスを減らす

手入力による人為的なミスを減らす効果も十分期待できるのではないでしょうか。

・社員の精神的な負荷を軽減する

工数の少ないものであったとしても、RPAロボットで自動化することによって効果を上げる場合があります。

・不正対策

複数の人間が介在する業務処理においては、情報漏洩や改ざんなどの不正のリスクも考えられます。
この点において人を介さずRPAロボットが実行することで情報の流れを可視化でき、ミスを未然に防止する効果を期待されています。