みなさん、一度は別世界で生きてみたいと思ったことはありませんか?
好きなアニメやゲームの世界で暮らしてみたり、自分とは全く違う姿になって街を歩いてみたり…
その願い、“メタバース”で叶うかもしれません。
メタバースとは、インターネット上に構築された3次元の仮想空間です。
ユーザーはアバターを使って現実世界と同じように、自由に移動して他の人とコミュニケーションをとることができ、ゲーム・仕事・教育・エンターテイメントなど様々なことが楽しめます!
また、メタバースでは、現実世界ではできないような体験をすることも可能です。
例えば、宇宙旅行に行ったり、恐竜と触れ合ったり…
好きなアニメやゲームの世界がメタバースで実現すれば、自分が作品の中に飛び込むことも夢ではありませんね。
そこで今回は、独自のメタバースワールド構築を目指すスタートアップ企業、株式会社セカンドプレミア 代表取締役社長 鈴木翔也氏に取材させていただきました。
セカンドプレミアがメタバース事業に取り組む背景や、創り出したい理想の世界とは…!?
目次
メタバース事業に取り組む理由
私自身、現実世界に生きづらさを感じていたからです。
見た目など現実でそう簡単に変えられないものってどうしてもありますよね。
そういうものをとっぱらい、もっと自由に自分を表現できる環境を作りたいという想いがありました。
その環境を実現できるのが、メタバースです。
メタバースに「第2の生活圏」を確立させ、現実世界では解決出来ない日常の不満、悩みが少しでも解消されるような世界を作りたいと思っています。
メタバースワールド構築に向けた取り組み
まだ実績も何もない無名な会社のため、クラウドファンディングで資金を集め、フォートナイトの中に独自のメタバースワールドを構築する構想を練っています。
フォートナイトは、バトルロワイヤルゲームとして人気を博していますが、個人が作ったワールドをアップロードできる機能も提供しています。
そのため、バトルロワイヤルだけでなく、レースゲームやRPGなどのさまざまなワールドが作成されています。
当社が作成するワールドでは、現実的世界と2次元世界のハイブリッドを目指しています。
真ん中にはバトルロワイアルのトーナメントやライブなどのイベントを行えるような大きなコロシアムを設け、その周りには企業がオフィスを構える土地を用意します。
出資者には、メタバース上でのオフィススペースやイベント参加権などのリターンを提供する予定です。
クラウドファンディングを行なうのは、メタバースワールドを作り出すための資金調達も目的の一つです。
現在はPCのスペックや開発環境が整っていないため、クラウドファンディングで資金を調達し、出資者と共に作り上げていこうと考えています。
※あくまで構想段階のため、内容が変更になる可能性があります。
抱えている課題
プロジェクトの課題は、開発コストが高いこと、技術者が少ないことです。
その結果、開発にスピード感を持って取り組めないことも課題に感じています。
今後はメタバース上に10人程度の小規模な世界ではなく、数百人規模の大きな世界を作りたいと考えています。
そのためには、サーバーの維持費や高性能なパソコンの購入費など、多くの費用がかかります。
プロジェクトの費用感としては、かなり高額になると考えています。
メタバースはまだ発展途上ですが、より多くの人が楽しめるように貢献していきたいです。
今後の展望
まだまだ「メタバース」といったコンテンツで何ができるか認知度が浅いことや、リアルな体験を得ようと思うと安くはない価格で機材を購入する必要があったりと、日常に定着するのにはもう少し時間がかかると思います。
もちろん機材が手頃な価格になって普及するのが早いとは思いますが、現状でも環境を用意するだけの価値があると思っていただけるようなワクワクするコンテンツを生み出して「メタバース」の普及を加速させて行きたいと思っています。
仮想空間での体験がいち早く日常のエンターテインメントになっていくと嬉しいです。
当社の目標は、”今よりほんの少しだけ良いって思える明日を創り出す”ことです。
今生きてる世界よりもちょっとだけ便利な世界を積み重ねていくことで、現実世界で悩んでいることや抱える課題を減らし、誰もが生きやすい世界を作っていきたいです。
セカンドプレミアは、メタバースで現実世界の制約から解放された、新しい生活圏を創造することを目指しています。 クラウドファンディングでの資金調達、多様なワールド構築、そしてビジネスモデルの確立により、多くの人々が自由に、そして楽しく生きられる未来を築き上げようとしているようです。 誰もが自分らしく生きられる、「第2の生活圏」が構築される日が楽しみです。 まだまだ課題はあるようですが、応援していきたいですね。 今後もセカンドプレミアの動向に注目です…!
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