「受注から出荷まで」業務プロセスのデジタライゼーションを支援するユーザックシステム株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:小ノ島 尚博以下当社)は、RPAの黎明期より業務自動化に取り組んできた株式会社パトライト(本社:大阪市、以下 パトライト)が、自社製品のネットワーク信号灯(パトライト)とRPAとの連携によって更なる業務効率化に挑戦する模様を導入事例としてレポートにまとめ公開いたしました。

早くから業務自動化に取り組んできたパトライト。
受注業務の自動化に続く、第二ステップは ネットワーク信号灯とRPA連携による実行結果の「見せる化」。
更なる効率化を追求。
https://www.usknet.com/jirei/patlite/

早くからRPAを導入。次のステップは実行結果の「見せる化」。

パトライトは、生産現場の機械装置に搭載されている積層信号灯(パトライト)などを製造・販売している企業です。同社がユーザックシステムのRPAを導入したのは2005年。まさに、RPAの黎明期ともいえる時期からです。その後、18年もの間、ユーザックシステムのRPAを評価し利用し続けています。

同社が、RPAを利用して効率化を図っているのは受注業務です。自動化に取り組んだ背景には、受注業務を担当する営業部からの「(定型業務に)できるだけ人手をかけたくない」という強い要望がありました。

一方、パトライトは、自社製品をネットワークにつなげることで機器の稼働状況を把握しやすくするサービスの提供に力を入れています。RPAと自社製品の連携について、同社 管理本部 システム部 部長 東郷氏は、
「RPAは業務を自動で処理します。特にバックグラウンドで処理をする場合、実行状況が分かりません。積層信号灯によって実行状況を“見せる化”することで、次の処理までの待機時間が短くなり、結果的に生産性の向上につながります」
と語ります。

図1:パトライトのネットワーク信号灯

ネットワーク制御信号灯は、赤・黄・緑のランプから成り、通知メールや処理画面を確認できない状況でも、ランプの点灯によってRPAの実行状況を知ることができます。例えば「WebEDI業務のダウンロード作業がスケジュール通りに進んでいれば緑のランプを点灯し、処理が終われば消灯する。また、時間通りに終了しなければ赤のランプを点灯する」設定であれば、視認性が格段に上がります(図2 例①)。

また、出荷業務の例では、出荷指示書が発行されると赤のランプを点灯させ、ランプの点灯が確認できたらすぐにピッキング作業に取りかかる、などの活用例もあります(図2 例②)。

図2:RPAとネットワーク信号灯の連携イメージ

パトライトの積層信号灯は主に工場などで利用されているため、ネットワークに接続してオフィス業務の自動化を可視化することはイメージしづらいかもしれません。 しかし、多くの企業がDX推進に着手する中、オフィス 業務の自動化を「見せる化」して業務のタイムラグを解消することは、今後さらに深刻化が予想される人手不足への対応や、ビジネスでの機会損失防止にも重要であると考えます。

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●株式会社パトライトについて
1985年会社設立。「光」「音」「文字」を活用した報知機器で、生産現場やオフィス、緊急車両などの幅広い分野へ、見える化にまつわる機器やかんたんIoT ソリューションを提供している。本社 大阪市。
https://www.patlite.co.jp/

●ユーザックシステム株式会社について
1971年創業。お客様の業務課題を解決するノウハウとシステムをパッケージソフト化した「名人シリーズ」を提供。RPA、EDI、物流・帳票分野において、コストパフォーマンスに優れ、短期間で安心して導入でき、基幹システムとの連携もしやすいアプリケーションを開発し続けている。また、城郭プロデューサー監修によるリアルな3DCGの作成や、ARアプリの開発を通じ、自治体への観光促進にも貢献している。

ユーザックシステム ホームページ
https://www.usknet.com/