では1人で何を作ろうか、と考えてインターネットを色々調べた結果、「電車賃を検索してExcelに書き込むロボット」にする事にしました。

電車賃を検索してExcelに書き込む

作成方法を教えてくれているサイトがあったからです。
1人きりといっても超ド素人なので完全に1人きりでは無理でした・・。

作成においてまず必要な事は“手順の洗い出し”らしいので、まずそこから行いました。
出発駅と到着駅が書いてあるExcelを開いて、検索サイトを開いて・・といった感じです。

自分がする動作を書き出しました。
筆者はアナログ人間なので紙に書きましたが、PCのエディタ(メモ帳)とかExcelとかでも全然OKです。
後々見返せる事が大事だと思います。当時はどう考えたのか、とかは財産になるからです。

書き出したとおりに組み立てれば動くはずなので、組み立てていき、分からなかったら様々なサイトを参考にさせてもらいました。
Excelを操作するには、まず「Excelアプリケーションスコープ」という部品が要る、
インターネットを開くには「ブラウザーを開く」という部品が要る、とその都度覚えていきました。

作成途中、そこまでの動作が合っているのかテストで動かすのですが、失敗続きでした。
動かした最初の感想は、「人外のスピードすごい・・」です。
ロボットのスピードに、色々ついていかない状態でした。
ブラウザーで広告の読み込みをしている最中なのに出発駅を入力し始めたり(当然打ち込みされず検索に失敗)、入力速度が速すぎて正しく駅名が入力されなかったり失敗、などなど。

その度に、インターネットで調べました。
ブラウザーの読み込みに時間がかかりそうなら「待機」という部品を入れる、
入力速度が速すぎるなら速度調整をする、など、インターネット様様です。
調べまくって何も悪い事はありません。

そうやって完成し、正しく動いた時には感動しました。
「おおー!RPA凄い!」ってなりました。

その後は、復習としてなるべくインターネットを見ずに同じものを作りました。
まぁ超ド素人なので何度かカンニングしてしまいましたが・・。
そうして作り、動かしたら失敗しました。
「え?なんで?」です。
先に作ったものと見比べ、同じ部品、同じ配置なのに正しく動きませんでした。
「え?なんで?」です。

この時期は本当に原因が分からず、「また作ってみれば何か分かるかも」と、同じものをまた作り・・を繰り返しました。
なので筆者のロボットフォルダには、電車賃取得ロボットが6つもあります。
開発経験者からは多分馬鹿にされます。無意味な時間だと言われるでしょう。
でも反復したお陰で覚えた部品もありますし、とにかく色々触ってみるのが大事だった、とピカピカ1年生なので言い訳をします。

成功するものを作れたのは本当に最近で、とある部品を追加したら成功しました。
当初作ったものが何故成功したのかはこれから探っていこうと思います。