IT技術はどんどん発展し、ビジネスや生活に深く根ざしたものとなってきています。
今後もIT関連のニーズは増え続け、それに応える形で、私たちの生活はより便利なものへと進化をしていくものと予想されます。

将来予想される「IT人材の不足」問題

そこで懸念されるのが、ITの担い手「エンジニア」の問題です。
現在ITの中でも、とりわけ「AI」市場が急成長をしています。
企業が持つビッグデータの分析にはAIが使われることが主で、最近では翻訳機やBotなどにもAIの技術は積極的に活用をされています。
数年後にはもっとAIの活用範囲は拡大していくことでしょう。

そんな中、経済産業省から「2030年にはIT人材が約50万人不足する」という予測が発表されました。
その問題に企業はどう立ち向かうのか。
株式会社TalentEx」の取り組みについてご紹介させていただきます。

近年企業ではビックデータを取り入れた「位置情報解析」に注目中?ビッグデータが活躍する分野について考察してみたの記事はこちら

海外における日本語人材の日本・日系企業就職を支援する株式会社TalentEx(タレンテックス、本社:東京都世田谷区、代表取締役:越 陽二郎、以下「当社」)はこのたび、ロシア南部のアストラハン州に位置するアストラハン国立大学(Astrakhan State University、以下「アストラハン国立大学」)と、ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で人材サービス事業を運営するヒューマンリソシア株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:御旅屋 貢、以下「ヒューマンリソシア社」)と3者間で、日本で活躍できるITエンジニアの育成を共同で推進していくための覚書を締結いたしました。

アストラハン国立大学でITを専攻する学生に対し、当社とヒューマンリソシア社が日本の文化・人的交流を通じて、卒業後は日本でITエンジニアとして活躍できるよう、就業機会を提供します。

◆背景
経済産業省が発表したIT人材需給に関する調査(※1)によると、2030年にはIT人材の不足数が約50万人にも達すると予測されています。また、AI分野においては12万人の人材不足が見込まれます。国内におけるIT人材の需要が高まる中、一方ではIT分野における人材不足が懸念されています。


画像引用元:PR TIMES

※1)2019年4月 「IT人材需給に関する調査(概要)
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/gaiyou.pdf

そこで当社では以前から、IT分野における人材不足解消のため、ロシア・カザンをはじめとする東欧・中央アジア地域における海外IT人材の日本就職採用を支援しています。

以前の記事URL:
ロシア・カザン大学)https://talentex.co/news-release
ロシア・アルメニア大学)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000042161.htmll

AIやビッグデータ活用などでの経験・知識を持つ高スキルのITエンジニア採用強化に向け、世界屈指のIT人材輩出国であり、STEM(科学・技術・工学・数学)分野の教育において伝統的に定評あるロシアにて就職採用活動支援に取り組む中で、このたびの提携に至りました。

ITで今ホットな分野と言えば「AI」、そしてAIといえば「ビッグデータ」!
「BIGDATA MEDIA」としても、今後の動きに注目していきたいと思います。

【元アパレル店員が学ぶ!!ビッグデータとは?】の記事はこちら
※引用元の記事の主張と、本記事の主張内容は関係ありません
[執筆:ハル・クムラ
[最新更新日:2019年7月11日]